ULTRA-TRAIL Mt.FUJI

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UTMF/STY2015も 今週末となりました。過去の情報や練習によって、皆さんの準備が万全なものになることを祈っています。
最高のパフォーマンスは時には運に も左右されますが、レースにおけるあなた自身の安全を決して運に任せないでください。
笑顔でレースを終えてこそのチャレンジです。
安全上のいくつかのヒントをお届けします。

■ 笑顔でレースを終えるための3つのポイント
① 今後のシナリオを予測する
160kmの レースはどんな場所をとおり、そこではどんな状況が予想できるでしょうか。また自分はそこでどんな状態でいるでしょうか。それが明確にイ メージできないとすれば、リスクという点で十分なレースへの準備はできているとは言えません。引き続き情報を集め、安全側に意識したレー スを心懸けてください。

② 越えてはならない一線がどこか?
あなたが越えてはならないと考える一線はどこにあるでしょうか。 骨折等の大けがでしょうか、救助隊のお世話になることでしょうか?漫然と「安全に注意しよう」ではなく、越えてはならない一線を明確にす ることで、注意すべきことや行動が明確になり、一線を超える事態を避けることが可能になります。

③ 予測されたシナリオにおけるリスクは制御可能なものか?
レー スには常にリスクが付きものです。そのリスクはあなたのスキルと知恵で回避できるでしょうか。常にそれを自問してください。もしその問い に自信を持って答えられなければ、越えてはいけない一線を超えてしまう危険性があります。

■ 装備について
  必須装備は競技規則や注意事項のとおりです。列挙された装備はどのような選手でも必要だと主催者が考える最低限の装備です。また、昨年の 大会より、必携品のレベルは選手自身の責任で決定することになっています。各装備はどんな状況で必要になるのか、それがなかった時どんな リスクが高まるのか、を今一度考えてみてください。誰かに聞かなければ安心できない装備は、そのこと自体がその装備のリスクの証しです。

■ 装備チェックについて
  スタート前とレース中に装備のチェックがあります。それは「規則を守らせようとする持ち物検査」ではありません。参加者の安全とフェアな 競い合いを保証するとともにトレイルランニング界を健全な発展に導く参加者と主催者の協働作業です。

副実行委員長 村越真